部屋着の隙間

貴方だけには観せましょう。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

2023年がようやく馴染んできたと思ったのにもう2024年です。早いね。

 

2023年はユニバに連れてってもらったり同人誌作ってみたり推しコンテンツが10周年でアニメ化したり今後一生忘れられないだろうなって事が多くて良い1年でした。

 

2024年もISFあるらしいので参加したいんですがサークル申込締切1月末で若干焦ってます(サクカまだ描いてない)

 

絵といえばX(Twitter)でやってるミリオンライブ!10周年イラストコンテストが今日まででした(# ミリオンライブ_イラコン)。

こういう企画は色々な絵が見れたり普段描かない方も絵に挑戦する機会になったりで良いですね。

自分も1枚新規で参加しました。クルリウタ。

色々と描いてみたい要素をねじ込めたので満足度高め。

 

 

最近慣れで描いてる感じがあるので2024年は今より出来ること描けるものを増やしていきたいなって。あと漫画。

 

 

年末年始に麻雀(手打ち)やったせいか麻雀熱が高まってる。あとにじさんじ麻雀杯。

今後見返すかもしれないので今の成績を置いておく(雀豪1)。

雀豪2が結構な壁らしいので2024年は雀豪2を目指します。

推し活と自己矛盾

 

 

 

オタクってなんなんでしょう

推し活ってなんなんでしょう

自分の中でハマっているもの

推しているコンテンツ

それらに対する距離感や熱量に正誤は無いはず

無いはずなのにあれこれ考えて

嬉しくなったり

悲しくなったり

自己肯定感と自己矛盾

推しの閾値は?

推しの消費期限は?

 

 

先日のISF11(アイドルマスター765プロ&ミリオンライブオンリー同人誌即売会)にて、自分の好きなサークルさんが出した新刊がとても刺さったので感想とか。

 

 

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タイトル:当方真壁瑞希のオタクですがこの度出禁になりました。

サークル:13月の雨

作者様:うてぃ

もうタイトルが凄い。なんてよみたくなるタイトル。二重の意味で。

 

There are bad apples in every bunch

どんな集団にも悪い人がいる可能性はあると思います

それが自分の推しを応援している集団だとしても

 

 

 

 

 

事前のサンプルで凄い惹かれてて絶対読みたい一冊だったんですけど、中身を読んだらまあすごくて。自分の中でどうしてもまとめておきたかった。

 

 

 

前置き

同人誌即売会にほとんど参加した事がない自分の物凄く自分勝手なイメージで申し訳ないのですが、こういった即売会の場で頒布される本の多くは明るい話が多くて、シリアスな話は少ない印象があります。

またこれも凄い勝手な偏見になるんですけど、アニメや漫画でもシリアス展開はあまり好まれないイメージがあります。

自分はどうかというと、正直結構好きなんですよねシリアス展開。

もちろん意味のないシリアス展開は好みませんが、その展開を踏まえてストーリーが広がったり、カタルシスを感じられるのが好きです。

 

何事も都合が良くて明るい面ばかりではなくて、暗い面や汚い面があると思うんです。都合の良いお話よりも、そういった暗い面も見せてくれるお話の方が自分に強く何かを残してくれる事が多いし、綺麗だとも思ったりします。

神様的な視点で両方の面を知っている自分に自惚れているだけかもしれないですね。ただ自分の気持ちとしてそっちの方が好き、好みだというだけ。つまりエゴ。

(人に何かを与えない自分勝手は全力でしていくべきだと思う)

 

以下本のストーリー、結末に触れる内容になっています。ネタバレ注意!!!

 

感想

前置きが長くなってしまいましたが、お察しの通りこの本のストーリーは決して明るいものではありません。真壁瑞希に執着した1人のオタク(以後彼女)のお話で、タイトル通り出禁になります。

出禁といっても経緯がチケットの転売や他のお客さんに迷惑かけたりと彼女が100悪いので当然だし可哀想でもないのですが。

身も心も削って、なんなら周りの人間も削りながら瑞希に執着する様を観る事ができます。その姿はまさに推しに狂ったオタクそのもの。

瑞希に執着する前にも他場でやらかしてるようなので根本的にあかん感じなのでしょう。でも終始狂ってるって訳でもなくて、初めは普通にライブに参加していたり、出禁後も稼ぎのための夜職を上がって昼職で頑張ろうとしていたり、全てがあかん感じでは無いんですよね。チケ買うためのお金は真っ当に稼いでますし(犯罪的な行為はしてなかったから…)。そこのバランス感というか、キャラクターの描き方が凄い魅力的でした。あんまり好きな表現じゃないんですけどリアルな感じ。

 

作中で周りに迷惑かけまくってる彼女の行いは受け入れる事はできませんが、推しへの向き合い方は理解できる部分もありました。

途中、自称強火オタクが出てきて彼女に絡んでますが、見事に拒否されてて笑って感じです。自分は好きなもの、好きなことに向き合う時はあんまりその熱量や距離感を評価したくなくて、ましてやそれに酔ったり人と競ったり比較しだしたらもう。彼女が「したいことしてるだけ」って自称強火オタに返してましたが、そういった周りの事とか知らんし(比較的な意味で)自分はしたい事してるだけ的な気持ちは偶に自分もなるので自称強火オタを払ったシーンはスカッとしました。

もちろん社会で生きていく上で自分の為に人を傷つけたり迷惑かけるのは違うと思うので、彼女の行いの色々は理解できても受け入れられませんが。

 

そんな作中やらかしまくってる彼女ですが、自分が読んでて一番うへぇってなったのは意外にも彼女の行いではなく彼女を解釈した皆様の言葉でした。自分のことを分かったように言われるのは気持ちのいいものではありませんが、人が人のことを勝手に解釈してあれこれ言うのを見るのもあまり気持ちの良いものではありませんね。でも人に自分のことを知ってほしいという気持ち、承認欲求は人間誰でもあると思いますし、自分にもあります。感じる自己矛盾。

また普段自分の推しに対して勝手に考察、解釈している姿はまさに彼女を囲う皆様のようです。これまた自己矛盾。

こういった自己矛盾は自分の好きを追いかけているとすぐに並走してくるのでタチが悪い。

 

やらかした結果無事(?)出禁になった彼女は夜職も上がり瑞希からも距離を置きます。

(夜職の源氏名について、みくは未来…ってコト!?って他の方の感想ツイート(作者様がリツイートしてた)で見かけたんですけど、なるほどなって思いました。自分の『未来』のため働く名前は『みく』。『みく』を辞めて『未来』も消える。)

 

瑞希から離れて数ヶ月後、彼女は偶然にもフリーライブ中の瑞希と遭遇します。この時の衣装と振りから披露していたのは恐らくソロ曲のインザネ(...In The Name Of。 ...LOVE?)でしょうか。

 

初めて遠くから見る瑞希。最前で見ようが遠くで見ようが、何処で見ても瑞希の輝きは変わらなかった。

 

それに気づいた彼女はまた瑞希を応援するようになりました。

 

だって。

 好きって、

   知ったんです。

 

(インザネの歌詞見て鳥肌たちました。狙ってたら見事すぎません…??)

 

そして人生で一番の幸せをくれた推しに感謝しておわり。

ハッピーエンド。

あとがきに続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃないんですよね。

 

あとがきの直前に恐らく彼女のと思われる独白があり、あとがき後に彼女のさいごが2頁描かれておわります。

 

あとがきからの描写はそれまでのハッピーエンド感から一転してとてつもないバッドエンド感が漂ってます。でも個人的には嫌いじゃないですこの結末。

(映画とかでエンディングがいい感じに終わったのにエピローグで殴ってくるのすごい好きなんですよね…)

 

最初、何でこうなったか???だったんですよね。ただ、自分なりに考えた結果納得したのもあってかなり好きな終わり方です。

 

最後の1頁に仕掛けがあって、これも最初なんでだ???って感じでしたが2周目に理解しました。最後の1頁をめくると、写った言葉が沈むように消えていき最後は真っ黒に。お洒落すぎる…

 

 

 

最後の最後まで楽しませていただきました。

最近自分の推しとの距離感や熱量について悩む事が多かったので、この本は本当にタイミングが良かったというかなんというか。

悩んでいるからこそ今読めて良かったと思います。

 

アイマスは主にアイドルやプロデューサーからの視点で話が展開していくので、2次創作でもそちら側の視点で描かれる作品が多い印象です。こちらの本の様にアイドル側の描写をほとんどせず、ファン視点で話が展開していくのもより一層アイドルの生きている世界が感じられて良いなって思いました。

 

 

 

推しについてあれこれ悩む前に、まずは自分と向き合うべきだなって。

そして自分で処理しきれないなら人に頼るのが大事

 

 

 

あとがき後について

一番考えたあとがき以降の展開。

考察というのもおこがましいので以下妄想。

 

公演の入場

チケットの購入

全てはあの輝きのため

何もかもが自分の全てだった

それらを否定されてしまった

いや、違う

自分の手で否定した

それを約束した

誓ったはず

全てを否定したのに

なのに、なんでまたあの輝きを享受しているのか

あれが自分の全てじゃなかったのか

いやまだ残ってる

残ってた

じゃあそれを取り上げて

おしまい

 

あの時出会わなければ気づかないままだったのに

出会ったことで気づいてしまった

 

 

 

読んでいて彼女は自己完結型なのかな、と思いました。周りに左右されず自分の考えを貫く。人に頼らず協調性が無い。彼女の行動からそういった印象を持ちました。

 

自己完結型が自己矛盾に陥ったらどうなるのでしょう。

周りに吐き出す事もなく、自分から生まれたそれを延々と自分の中で処理し続ける。それは紛れもなく自分から生まれたもので排斥もできない。

 

やがて濾過できなくなったそれは溢れ

溺れてしまう

 

 

 

ISF11お疲れ様でした

※ISFの感想という名の今までの色々とかサークル参加するに至るまでのお話とか

 

11/19(日)に東京流通センター(TRC)で開催されたIDOL STAR FESTIV@L (ISF11)に参加してきました。サークル側で。

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(ポスター結構後ろに置いてしまったのであんまり目立ってないね… 見本の反射やばくて表紙見えないし…)

 

ISFにサークル参加するのは前回のISF10が初めてでして、今回が2回目のサークル参加になります。同人イベント自体、参加した事があるのはISFだけなんですよね。

 

ミリオンライブ!にハマるまで自分の中で一番ハマってたジャンルは東方だったんですが(今もめちゃ好きです獣王園ボリュームすごかった饕餮尤魔をありがとう)、こういった即売会に参加した事は無くて、いつもメロブや虎の穴で委託されたものを手にしてました。

ミリオンライブ!にハマって一番変わったのは絵を描くようになった事なんです。自分の人生の中で絵を描いてみたい、挑戦してみたいって気持ちは何度もありました。ただ完成せずにやめたり、なんとか一枚描けてもその後続かないみたいなのを繰り返していました。ミリオンライブ!に出会った後、何度目かも分からないまた絵を描いてみたい気持ちが湧いてきて、描きました。推しを。

 

 

りるきゃんのジャケが可愛くて模写したやつ。

その後ジャケで見えてない身体を想像で描いてみて

 

 

ちゃんと色を塗りました。えらい。

 

Twitterに上げて誰かの反応があったのが嬉しかったのか、それとも単純に描く事が楽しかったのか忘れましたが、この後定期的に絵を描くようになりました。季節に合わせて描いてみたり、誕生日絵を描いたり、アイコンを描いてみたり。毎回毎回描き方や表現の仕方を調べて、自分の好きな絵を何度も見て、ああしたいこうしたいあれができないこれができないの連続。続けるうちに徐々に慣れてきて、描き方より何をどう描くかに頭を悩ませるようになりました。

 

偶に気が向いたら絵を描く生活になり、遂に念願の絵を描く事が趣味と言っても差し支えないようになりました。めでたしめでたし。(ミリオンライブ!のファンアートしか描いてないのでちょっとした後ろめたさがね、あるのよね)

 

2022年の4月末、ISFというイベントがある事を知りました。人生で一回ぐらいコミケに行ってみたい(一般参加)と思っていたので、ハマってるアイマスオンリーイベントで即売会参加デビューするのもいいじゃない!って思って参加しましたISF9一般参加。

楽しかったです。とても。ずっと敷居が高いと感じていた即売会、読むものだと思ってた同人誌が急に身近に感じ、自分もこの場でサークル側に立ちたいと思う気持ちが湧いてきました。そしてついになんやかんやあって今年の5月に開催されたISF10、初めて描いた漫画に初めて作った本を携えて、人生2度目の即売会参加&初のサークル参加をしました。

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(モザイク代わりの月。デカいとあんまり可愛げがない)

不慣れすぎてずっとあたふたしてましたが、自分の作ったものを目当てに来てくれる方と直接対面できるのは楽しいというか嬉しいというかなんとも言えない気持ちでした。正直反省点も多くて(参加にしても本にしても)、リベンジも兼ねて今回のISF11に参加しました。

 

今回はちゃんと差し入れも用意したし設営のリハも家でやったし開場前の交流タイムで少しだけどスペース周れたし前回よりも大分マシになったと思います(他にも提出用の一部をすぐ出せるようにしておくとか宅配のダンボールにシール貼って目立つようにしておくとか色々…)。

前回来てくれた方と同じ方がまた来てくれたり、前の本を褒めてくれたり、初参加にはない嬉しさもあって今回も参加できて良かったです。開場後にすぐ来てくれる方もいてめちゃくちゃ嬉しかった。

 

次のISF12の開催日も決まったみたいですね。2024年6月23日(日)に東京流通センターだそうで。次も参加したいけど何つくるか悩む。漫画本にしたいけどお話どうしようね。今回買わせていただいた本の影響で結構シリアスなお話も考えてみたいけどストーリー考えられる??大丈夫そ?

 

 

はじめまして

はじめました。

いやはじめます、ブログ。

普段考えたり思っている事を言語化して残しておきたいなと最近思い始めたのと、好きなものについて書き散らす場が欲しかったので。

普段文字を出力する場所としてX(Twitter)を使っているのですが、文字制限があるのと後で見返しにくいのでイマイチ上記に合わないなと。

あと一番の理由がXはSNSなので、どうしても人と関わる、人に見られる事を前提に文字起こしするんですよね。コンビニ行く時に最低限の身だしなみを整える感じ。部屋着で文字に起こしたかったのと、どちらかといえば日記のような形で蓄積させていきたいのでブログにしました。

noteかはてなブログか悩んだのですが、こちらの方が色々できそうに感じたのでこっちにしました。